診療内容
CT検査
来院されたその日に撮影が可能です。
椅子に座ったまま簡単に撮影が出来る耳鼻咽喉科用CTを導入しています。
来院されたその日に撮影が可能です。CT撮影のために病院に行く時間と手間を省くことができます。
耳や鼻といった細かい骨の抽出に非常にすぐれ、数十ミクロンという細かい情報を得ることができます。
特に、慢性副鼻腔炎、好酸球性副鼻腔炎、歯性上顎洞炎、副鼻腔真菌症、副鼻腔癌、慢性中耳炎、中耳真珠腫などの診断に有用な検査です。
検査の特徴
●被爆量が少ない検査
一般的なCTと被ばく線量をCTD/w値で比較すると実効線量は7分の1以下※です。
胸部単純レントゲンと同程度の被曝量です。
※株式会社モリタ製作所実測値に基づく
●撮影時間は約20秒
椅子に座っていただき、実撮影時間は約20秒です。その場ですぐに診断が可能であり、患者さんの貴重な時間負担の軽減を目指した診断システムです。
●高解像な画像が得られ、正確な診断につながる
一般的なCTと比べ、歪みのない超高解像度の画像が取得できます。
ファイバー
鮮明な画像が得られ、正確な診断につながります。
当院で導入しているビデオスコープは、NBI観察が可能です。NBIで病変を見ると粘膜表層の毛細血管や粘膜微細模様などが、色調の違いとして強調表示されるため、鼻副鼻腔・咽頭・喉頭の早期がんの診断が比較的容易になります。
撮影した画像をご覧いただきながら説明が可能です。
鼻咽喉ビデオスコープ
直接見えない場所も、細いスコープで観察できます。
直接見えないような鼻やのどの奥などをファイバースコープを用いることでしっかりと観察することができます。
ビデオコープは太さが直径2.6ミリと非常に細く、柔らかいので、違和感をほとんど感じずに検査を受けていただけます。
手術用顕微鏡
耳の中の処置・手術に活躍する顕微鏡
耳内を観察するための顕微鏡です。鼓膜を拡大して診察でき、鼓膜切開や鼓膜チューブ留置などで使用します。
ビデオカメラシステムを内蔵していますので、顕微鏡所見をリアルタイムにモニターでご覧頂くことができます。
デンシメトリー分析装置(インフルエンザ検査など)
初期段階で風邪症候群の抗原を判定します。
1台でインフルエンザ、コロナウィルスなど複数の風邪症候群の抗原に対応できる検査システムです。
写真フィルムの銀増幅技術を応用した高感度検出技術により抗原量の少ない発症初期でもより精度の高い判定を可能で、症状が進む前に治療が可能です。
アレルギー検査
View39
1度の採血で39種類のアレルギーの原因が分かります。
アレルギー症状を起こしやすい39種類のアレルゲンを1度の採血で検査することができる血液検査「View39」を実施しています。アレルゲンのスクリーニング検査として有用です。ご希望の方は、お気軽にご相談ください。
測定可能な39項目
●吸入系 ・その他アレルゲン(19項目)
ヤケヒョウヒダニ、ハウスダスト1、ネコ皮屑、イヌ皮屑、ガ、ゴキブリ、スギ、ヒノキ、ハンノキ(属)、シラカンバ(属)、カモガヤ、オオアワガエリ、ブタクサ、ヨモギ、アルテルナリア(ススカビ)、アスペルギルス(コウジカビ)、カンジダ、マラセチア(属)、ラテックス
●食物系アレルゲン(20項目)
卵白、オボムコイド、ミルク、小麦、ピーナッツ、大豆、米、ゴマ、ソバ、エビ、カニ、キウイ、リンゴ、バナナ、マグロ、サケ、サバ、牛肉、鶏肉、豚肉
20分で分かるアレルギー検査
20分で分かるアレルギー検査(8項目)
ご来院当日に結果が分かる検査です。
小さなお子様でも痛がらず採血・検査が可能な検査となりますのでお気軽にご相談ください。
測定可能な8項目
●測定可能な8項目
ヤケヒョウヒダニ、ゴキブリ、ネコ皮屑、イヌ皮屑、スギ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ
聴力検査
様々な聴力疾患の診断や治療の効果測定を行います。
突発性難聴、メニエール病、加齢性難聴など、あらゆる聴力疾患に対する聴力検査を行います。
検査結果のデータは蓄積し、以前のデータと比較して確認することができます。
赤外線カメラ
眼球の動きを観察し、めまいを診断します。
めまいを自覚している方の眼球は、特徴的な動きをします。そのため、眼球の動きの観察してめまいの種類や度合を診断します。
赤外線カメラは、眼球の動きが出やすい暗所で、非常に微妙な眼球の動きも捕らえることができ、より正確なめまい診断を可能とします。
ネブライザー
薬剤を霧状にして患部に届けます。
液体の吸入薬を細かい霧状にして、気管や肺、鼻の奥などに直接届けます。喘息や気管支炎、副鼻腔炎などの治療に使用します。